昨年末、「今話題のテレビシリーズ」という企画のメールマガジンを読んで、ちょっと気になった作品が「ヒーローズ(Heroes)」。
CATVのチャンネルの一つである「スーパードラマチャンネル」で放送されています。
放送開始がいつだったのかわからないのですが、たまたま年末に第１話から第１２話までまとめて放送され、その後、毎週１回（正確には吹き替え版と字幕版、それぞれ１回ずつ）放送されています。2/8（金）が18回目の放送になります。
あらすじは、
「ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、テキサス、そしてインド、東京。何千何万kmも隔てたそれぞれの土地で、ある奇妙な現象が同時に発生する。それは平凡な人々に突如、スーパーヒーローのような超能力が備わるというもの。ある者は空を飛び、ある者は不死身の肉体となり、ある者は未来を予知し、ある者は時空を曲げるなどの能力を手に入れ、使命を感じる者もいれば、不安におちいる者もいる。いったい誰が、何のために、彼らにそんな能力を授けたのか。人類を救うためか、それとも只のいたずらか。そして、彼ら HEROESや人類を待ち受ける、巨大な運命とは……！?」（公式ホームページより引用）
アメリカでも「24シーズン6」や「Lostシーズン3」の視聴率を抜いたといわれているので、まあものは試しでみてみるか、くらいの軽い気持ちで録画しておいたのですが、先週後半から見始めました。
最初は、LOSTみたいに、謎が謎を呼び、一向に解決しないまま、どんどん回が進んでいく、というアメリカドラマシリーズにありがちな展開を想像していたのですが、見始めるとこれが面白い！
ヒーローズ（複数形）ということは、いろいろな能力を持った人々が登場するんですが、その能力もさまざま。正確もさまざま。置かれた境遇もさまざまということで、複雑に絡み合った人間関係がだんだん収束していくおもしろさがあります。
必ずしも手に入れた力を正義のために使うものばかりでなく、能力を持つものを次々と殺害することで相手の力を奪う男も登場し、次の展開が非常に楽しみになるような、うまい脚本です。
また、重要な役所に日本人が登場するんですが、彼のコミカルな、時にオーバーアクション気味の演技が和ませてくれます。
ただ、日本に関するシーンは、「適当に作っちゃったね」という感じがものすごくして笑わせてくれます。日本人ヒーローの勤める会社は変ですし、博物館に展示してある屏風絵は「ゴルゴ13」のような武将が描かれてますし、「安藤くん」の話す日本語はたどたどしいし（ていうか、超能力者ヒロとそのお姉さん以外、けっこうな頻度で登場する日本語はどれも変です）、本筋以外でも楽しめます。
登場人物の紹介にもなっている第１回だけは、あんまり面白くないかも知れませんが、それを過ぎると俄然面白くなっていきます。
録りためていた分は、今日で見終わり、早く8日にならないか、今からすごく楽しみにしています。
今まで見ていない方も、スーパードラマチャンネルが試聴できる環境であれば、2/9（土）〜2/11（月）の３日間で、第１話から第１８話まで一挙放送されますので、ご覧になってはいかがでしょうか。
また試聴できる環境にない方も、DVDが順次発売になりますので、購入されるかレンタルして見てみてください。
絶対に面白いです。お薦め！
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ストーリーが進めば進むほど・・・
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販売形態に不満
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待ちきれずに米国版を・・・