デジタル機器 音楽

Sony Walkman NW-XZ1 がけっこう気に入りました

昨年末に発売されたSony Walkman NW-XZ1。

事前に予約していたので、発売日に手に入れることができました。

届いたのはこんな箱。

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この中にある黒い箱を開けると本体が登場です。

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本体左下にシールが貼ってあるように、ハイレゾ音源対応の機種です。

容量は128GB 。

大きさをiPhoneと比較するとこんな感じ。

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だいたい同じような大きさです。

同じくハイレゾ音源対応のiriver AK100と比較するとこんな感じ。

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Walkmanの方がだいぶ大きいです。

このWalkmanは独特な形をしていて、こんな風にしたが出っ張ってます。

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斜め方向から見ると、

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この出っ張りに音質の秘密があるようですが、詳しく見るよりもまず音を聞いてみないと。

iPhoneでは主にPodcastを聞くので、音質にはあまりこだわらず、Bluetoothヘッドセットで聞いているのですが、音楽は鳴るべくいい音で聞きたい。

そこで一時期は、iPod classicにFOSTEXのHP-P1というヘッドフォンアンプをデジタルで接続し、聞いていました。

ただ、すごくかさばります。

で、だんだん持ち出す機会が減ってきたため、irverのデジタルオーディオプレイヤー「AK100」に手を出すことに。

AK100を使うにはそれなりのイヤフォンが必要になってきますが、私が普段使っているのが、Shure SE535ltdとSENNHEISER IE800。これで十分と判断しました。

この両者はまったく違う音を聞かせてくれます。

AK100ではIE800は非常に繊細な音が鳴ります。特にバイオリン独奏の曲などでは、しーんとした静けさからバイオリンの澄み切った音を鳴らしてくれ、その音の美しさには驚かされました。

一見(一聴か)、音が細すぎて力不足のようにも思えますが、低音もしっかり鳴ってくれます。

それに対し、SE535ltdは全域にわたって力強く太い(?)音色です。

どちらかというと、AK100にはIE800の方が合っているように感じました。

ではWalkmanではどうか。

両方のイヤフォンの挙動というか鳴り方はAK100と同じ。

IE800は繊細で細い、SE535ltdは力強くて太い。

AK100とWalkmanとの比較ですが、どちらも甲乙付けがたい印象です。

音質は、AK100の方が繊細な気がしますがちょっと冷たい感じ。Walkmanは暖かみのある音と言ったところでしょうか。

音の感じ方は人それぞれですし、音の印象を文章で人に伝えるのはとても困難なので、両方の機種に興味を持っている方は、自分が普段使っているイヤフォン、ヘッドフォンで試聴した方がいいでしょう。

両者の操作性ですが、WalkmanはAndroidで制御していますので、それがイヤな方もいらっしゃるとは思います。逆に言えば、Android携帯、それもSony製の機種をお使いの方なら、まったく操作に迷うこともないはずです。

しかも比較的キビキビと動作します。新しい音源を追加したあとのインデックス作成もそれほど時間がかかりません。

AK100ですが、本体に32GBのメモリを搭載し、MicroSDカードを2枚挿せるので、64GBを2枚挿すと、合計で160GBの容量で利用できます。

ただし操作性はお世辞にもいいとは言えません。動作も遅いし、音源追加後のインデックス作成も時間がかかります。

どちらの機種も私のメインマシンがMacなので、たんにドラッグアンドドロップでファイルをコピーする、と言うことになります。

一応、WalkmanにはContents Transferというアプリがついており、そのアプリを開いておいて音源をドラッグアンドドロップすればWalkmanに転送されるというものですが、通常のドラッグアンドドロップと大して手間は変わりません。

せっかくのハイレゾ音源対応機種なので、圧縮音源での利用はなるべく避けたいところです。となるとファイル容量が大きくなり、手持ちの音源から転送できる曲数はある程度限られてきます。

どちらも手持ちのCDであれば、iTunesでアップルロスレスフォーマットで書き出しそれを転送するか、E-Onkyoなどでハイレゾ音源を購入することになります。

やはりCD同等の音源より、ハイレゾ音源の方が圧倒的に音がすばらしいですね。両機種とも違いははっきりと耳で聞き分けられます。

まだハイレゾ音源の値段は高いですし、ふつうのスマートフォンでも対応している機種は限られている(それともない?)のが現状ですが、いまに圧縮音源は消えゆく運命にあるように思います。

iTunesで販売されている音源も、iTunes Storeができた当初から比べると、音質も向上しプロテクトも外されるようになりましたが、いずれハイレゾ配信がふつうになるんでしょうね。

もしかしたら次期iPhoneはハイレゾ対応となり、iTunes Storeでも高音質な音源が買えるようになるのかも知れません。

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