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Gigabeat V401

年末、帰省する前に、知り合いからGigabeat V401という機種を安価で譲ってもらいました。この機種は40GBのHDDを積んでいて、ワンセグを見たり、HDDに保存した音楽やビデオを再生できるというものです。

最近になって、V41という機種が発売されたのですが、こちらはHDDを積んでおらず、4GBの内蔵メモリのほか、SDカードを利用できるようになっています。できることはほとんどV401と同じですが、「トギレナイザー」という新機能が搭載され、ワンセグ放送がとぎれにくくなっているそうです。

知人は、HDDを使うほどではないとのことで、小型で軽くなったV41へ買い換えたため、私に旧機種が回ってきたというわけです。

もっとも旧機種とはいっても、まだ現役機種なので、ワゴンセールに並ぶようなことはありません(一部、どこかの福袋に入っていたという話もありますが)。

なんで私がV401を譲ってもらったかというと、動画の持ち運びをより手軽に、と考えたためです。

日常生活の中では、iPod Touchに動画を入れて、暇なときに見るという使い方で十分なんですが、今回の帰省のように長時間の移動や、自宅ではない環境(実家ではみんな早寝なので、私だけPCを使っていたり、テレビを見ているというわけにはいかないのです)で暇つぶしに使える機種として、ちょうどV401が使えそうだ、と考えました。

V401を手にしてあんまり日が経っていないので、まだじっくり調べていないのですが、この機種は動画や音楽の同期に、Windowsのメディアプレイヤを使うのが基本です。

そこで、手持ちのまだ見ていないディスカバリーチャンネルのDVDを入れてみることにしました。

DVDデータの変換は、たまたま以前使っていた機種の関係で持っていた、Spb Mobile DVDを使うことにしました。

V401の画面の大きさは、QVGAよりも少し大きく、480×272ドットというちょっと変則的なサイズです。そこで、出力設定をVGAにして、あとは転送時の自動変換に任せることにしました。

Spb Mobile DVDは、日本製のソフトとは違って、このソフト単体でDVDのデータ変換ができます。最初に、DVDをふつうのDVDプレイヤに入れたときに表示されるメニュー画面が表示されるので、そこでふだん通り、音声や字幕の設定をすれば、その通りに出力されます。

ただし、私が使っているWindowsPCのスペックが低い(CPU:Athlon XP 500+ メモリ:1Gb)ので、1時間番組の変換に2時間以上かかってしまいました。さらにメディアプレイヤでの転送時の変換にも時間がかかり、結構手間がかかってしまいました。

画面の見やすさは、iPod Touchに少し負けます。やはりHandbreakで出力したiPhoneに最適化された画像はすばらしいです。

でも、V401も見にくいわけでもなく、まあまあの画質ですし、なによりHDD容量が大きいので、どんどん作品をためておけること、時にはワンセグ放送を見られることなど、利点もたくさんあります。

これからは、iPod TouchとV401を適材適所で使い分けていきたいと思います。

ちなみに、変換したDVDは次の8枚。

"史上最大の旅客機 エアバスA380~開発から飛行まで~" (ジェネオン エンタテインメント)

"ディスカバリーチャンネル テスト・パイロット B-2 ステルス爆撃機の開発全史" (角川書店)

"ディスカバリーチャンネル テスト・パイロット F-16 夜間戦闘能力の進化" (角川書店)

"ディスカバリーチャンネル ジェット機の開発:誕生編" (Happinet(SB)(D))

"ディスカバリーチャンネル ジェット機の開発:進化編" (Happinet(SB)(D))

"ディスカバリーチャンネル パイロット射出座席の開発全史" (ニック・アーロンズ, ベン・スターク)

"ディスカバリーチャンネル アポロ11 -20世紀の見た夢-" (角川書店)

"ディスカバリーチャンネル ZERO HOUR:9.11同時多発テロ事件" (角川書店)

このうち寝床で見たのは、B-2、F-16、射出座席、アポロ11の4本です。

ディスカバリーチャンネルのDVDは、なかには「もうちょっと突っ込んでくれよ」といいたくなる作品もありますが、今回見た4本は、どれもお薦めです。

今までに見た作品にも、けっこうお薦めのものがあるので、また別の機会にそれはご紹介します。

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