インターネット 光ファイバー

自宅で高速なインターネット回線を利用したい

目次

インターネット環境の見直しにはちょうどいい時期がやってきた

そろそろ引っ越しシーズン到来となるが、新しく住む場所でも快適にインターネットを利用したい、と考えるのは誰しも同じ。

現在の環境で快適に使えているのなら、なるべく回線の質を落としたくはない。

引っ越しをしない人も、新たに回線契約を検討するにもいい時期である。

というのも各社が様々なキャンペーンを実施しているからだ。

多くが「高額なキャッシュバック」、中には「PS4」だったり「SWITCH」といった人気のゲーム機本体をもらえたりするところもある。

各社とも魅力的な特典をつけているが、条件が厳しかったり、キャッシュバックをもらえる時期が異なったりするので、申し込みには注意が必要だ。

高速インターネット環境ならNURO光

なんと言ってもおすすめなのが「NURO光」。

フレッツ光は最大で1Gbpsの速度が出るという触れ込みだが、あくまでもそれはベストエフォート、つまり回線が空いているときに期待できる最速値でしかない。

これと比べて「NURO光」は最大で2Gbps。フレッツ光と同様に、実使用速度の保証がされているわけではないが、実使用人数が少ないため、非常に高速なインターネット環境を構築することが可能だ。

実際、戸建てに住んでいたときは『NURO光」を利用していたのだが、土日の夜といった非常に混み合う時間帯でも速度が落ちたと感じることは一度もなかった。

電話回線も従来と同じ番号で引き続き「ひかり電話」として利用できたので、これも良い点の一つである。

ただメリットばかりではなく、デメリットも当然ある。

1番の問題は、サービス提供エリアがフレッツ光と比べて狭いこと。

現在では都内で利用できない場所は相当限られてきたとは思うが、私が住んでいた場所がエリアに入るまで結構時間がかかった。

もう一つの問題は、フレッツ光に比べて開通までの時間がかかること。

やはりフレッツ光はNTTの設備をもとにしているだけあって、元々の設備が整っている場所が広い。

NURO光は、新たに光ファイバーを敷設したり、マンションタイプだと共用部分にある「MDF」の利用確認に時間がかかったりと、場合によっては2ヶ月程度待つ必要があることもあるようだ。

賃貸物件だとオーナーの許可を事前に得ている必要があったりと、条件は不利だ。

しかし実際に開通してしまえば、速度の面で不満が出ることはないと確信している。

2Gbpsで不満であれば、6Gbpsや10Gbpsといったサービスも用意されている。

私のお勧めは、まず「NURO光」を利用できるかを調べること。それがダメなら他の方法を考えるという順番でOKだと考える。

auユーザにおすすめなのがauひかり

「NURO光」と同等の高速利用が可能なのが「auひかり」だ。

私が最初に光ファイバーを利用したときに契約したのが、今はなき「Tepcoひかり」。

これは今まで様々な契約をしてきた中で、最も高速と言っても良かったのではないか。

というのも最大「1Gbps」だったのだが、「ベストエフォート」ではなくこの速度をそのまま利用できたのだ。まさに「専用線」。

このサービスが終了し、そのまま移行したのが「auひかり」。

自ら選択したのではなくサービス自体が移行したため、そのまま利用したというもの(実際には色々あったのだが、詳細は割愛する)。

「auひかり」になって「ベストエフォート」にはなったのだが、「NURO光」に移行するまで、当初危惧していたトラブルもなく、特に不満点はなかった。

私が「NURO光」に移行したのは、速度がそれまでよりも落ちないこと、電話も使えることのほかに、携帯電話をSoftbankにしていたのだが、その基本料金の割引してくれるというメリットもあったからだ。

それがなければ「au光」を利用し続けていたかもしれない。

「NURO光」同様に、6Gbpsや10Gbpsといったサービスも用意されている。

携帯電話をauと契約しているなら、当然その料金を割引できるメリットもあるので、auユーザなら「NURO光」よりもこちらに乗り換えたほうがいいかもしれない。

フレッツ光とその仲間たち

現在私が利用しているのは「Softbank光」。

一時期はフレッツ光を利用していた時期もあったのだが、私がヘビーユーザであることから選択したプロバイダによっては、すぐに利用制限がかかったり(違法なことはしてません)して、単純に使いづらかったことと、速度に不満があったから。

「Softbank光」もフレッツ光の仲間ではあるので、速度が速くなることは期待できないものの、携帯料金と一元化を図れるところにメリットを見出した。

「iPv6高速ハイブリッド」という手法をとることによって、少々スピードアップを図れたかもしれないが、やはり混雑時の速度は遅い。

「NURO光」への移行を検討中だが、今は賃貸住まいなのでちょっと面倒。と言ったところか。

意外と使える「自宅でLTE」

Softbank光を利用する前は、CATV回線を利用していたのだが、光開通までの間の一時利用として「SoftBank Air」というものを2週間程度利用していた。

これはSoftbankのLTE回線を利用するもので、携帯の契約とは違い、容量制限がゆるい。

LTE回線利用というと「遅いのでは」と危惧する人も多いと思うが、フレッツ光の混雑時に「スピードテスト」を行うと、携帯電話のWifiを切ったほうが早い時も多い。

それを考えると「SoftBank Air」の利用は満更でもないと思う。

事実私自身が利用していた2週間で、速度面での不満はほとんどなかった(もちろん速くはないが、際立って遅くはならない、という程度だが)。

光ファイバーを敷設すること自体に制限がある環境であれば、決して悪くない選択肢だと考える。

おすすめしないケーブルテレビのインターネット

あまり「特典」というものは聞いたことがないが、意外と多くの人が使っているのが「ケーブルテレビ回線を利用したインターネット環境」ではないだろうか。

最近はマンション自体でCATVに契約していたり、CSやBS放送を見るなら、アンテナをわざわざ設置するのではなく、セットボックスを設置するだけのケーブルテレビでいいや、と思う方も多い。

テレビチューナーを積んだセットボックス自体、またはもう一つ機器を接続するだけで、わざわざ光ファイバーを敷設しなくてもインターネット利用できる、という手軽さもいい。

私も以前戸建てからマンションに転居した際に、戸建ての頃に利用していたCATVを継続で契約し、合わせてすぐにインターネットを利用したかったので、CATV回線でのインターネット利用をしていた時期があった。

難点は「回線スピードが遅い」こと。

フレッツ光ではベストエフォートとはなるが、最大で1GBbpsの速度を出せる。

CATVでは(2年前の話ではあるが)約400MBbpsの速度しか出ないという話であったが、「ベストエフォート」ではなく、そのままのスピードが出るとの話を聞き、それならベストエフォート同等だろうと考えた。

ところが実際に利用を始めると、明らかに「遅い」。

スピードテストで測ってみると、数Mbpsしか出ていない時もあり、Youtubeの再生すらコマ落ちするレベル。

1ヶ月で利用をやめ、Softbank光に乗り換えたが、違約金保証特典を利用したため、特に問題なし。

金額的なメリットや他の方法が利用できないということでなければ、CATV回線によるインターネット利用はお勧めしない。

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