雑記

陸上自衛隊 総合火力演習は想像以上にすごかった

もう1ヶ月も前のことですが、シンガポールに行く直前の日曜日、8月24日に初めて陸上自衛隊の総合火力演習に行ってきました。

昨年も応募していたのですが、非常に高い当選倍率とあってあえなく落選。

今年やっと入場券を手にしました。

はがきのスキャンをしておけば良かったのですが、うっかり忘れてしまい、もう手元にはありません。

とにかくはがきの裏に小さな字で、いろいろな注意事項がびっしり書かれています。

特に老眼でもない人でも思わずルーペで拡大してみたくなるほどです。

私は「海苔川駐車場」の駐車券付き、青少年券だったので、当然車で行くことにしていました。

駐車場は朝6時に開くと書いてあります。

演習開始は午前10時。

ずいぶん早くから駐車場が開くんだなあと考えていましたが、今年初めて行く私は、直前になって何時頃に行けばいいのかググってみました。

すると過去の演習に行った人の記事から、駐車場が開く朝6時にはすでに車で来た人が列になっているとのこと。

コアなファンからすると、スタンド席の一番上からすべてを見渡すか、シート席の最前列で迫力を味わうか、というのが人気のようです。

その席を陣取るためには、最近では会場入り口で徹夜する人もいるようです。

そんなことを直前になって知った私は、朝4時に家を出発することにしました。

朝の高速はさすがに空いていて、快調に御殿場インターまで走りました。

そこから先は駐車場にもよるんでしょうが、位置がわかりにくい。

Google Mapで「海苔川」なんて検索しても出てきません。

はがきに小さな字で、ナビにはこう設定するといいよ、と書かれていたので、それにしたがって道を進みます。

駐車場が近づくと、あちこちに駐車場の案内看板が立っていて、実際にはそれほど心配する必要はありません。

だいたいその時間帯にその場所を走っている車は、同じ目的の車です。

結局駐車場に着いたのは、朝5時半。

前年の体験記を読むと、朝6時に駐車場に入り、そこからシャトルバスで会場に移動すると書かれていましたが、なんと5時半の時点で、反対車線を見学者で満載のバスが何台も通っていきます。

それでもまだ5時半は空いている方で、比較的早く駐車場に入り車を止めることができました。

シャトルバスにもすぐに乗ることができ、7時少し前には会場に到着。

ここでまず驚愕。

初めての私は知りませんでしたが、演習のための試射がすでに行われていました。

これがすごい衝撃波。

よく大きな音がすると、ガラス窓がびりびり震えることはあると思いますし、実際に見た人も多いでしょう。

ところがそれどころではありません。

ドーンという発射音がすると同時に、バスの窓ガラスが外側から内側にビシッと動きます。震えるのではなく、音圧でどんと押される感じです。

この時点で、一緒に行ったカミサンと息子が、ちょっとビビっていましたが、私も初体験なので結構驚きました。

すぐに会場入りはできましたが、残念ながらスタンド席はすでにいっぱい。

もっと早く駐車場に到着している必要があるようです。

このときはがきとチケットとを交換します。プログラムも渡されます。

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幸か不幸かほとんど見学席全体のど真ん中のシート席の一番前のブロックのいちばん後ろ(わかりづらい)に座りました。

地面にシートが敷いてあるだけなので、座布団のようなものは必須だと思います。

この位置に座るまでの間にも、目の前で戦車が試射していましたが、この発射音はとにかくすごい。

テレビで演習風景とか見ると、それなりの音はするものの、実際は体験したものでないと理解できないでしょう。

人によっては耳栓も必要かも知れません。

今から発射するとわかっていても、発射した瞬間、条件反射で体をグッと縮めてしまうほどです。

こうした試射が結構長い時間やっているのでまだましなんですが、朝7時に会場入りして演習開始は10時。

3時間も体育座りはつらいです。

もちろんときどき立ってストレッチなどしますが、もともとあぐらをかくと後ろにひっくり返ってしまうくらい体が硬いので、非常に苦痛でした。

幸い、この日は雨でもなく、ピーカンの晴れでもなく、曇りだったので、日差しの点ではちょうど良かったと思います。

雨の降る中地面に座るのは不快でしょうし、ピーカンだと熱射病に注意しないといけません。

事前に調べた天気予報では、朝のうちは雨が降る可能性があり、午後から晴れるとのことだったので、それなりの準備はしておきました。

まずは上にも書いた座布団。

これよりも今ならこちらをオススメします。

来年また行けたら、これを持っていきます。

とにかく狭いところにぎゅうぎゅうに座ることになるので、あぐらが苦手な私には背もたれが必要です。

雨対策としてはこちら。

地面に座ることを考えると、ポンチョのようなものでは尻がぬれてしまいます。

あとは、カメラ用にこちら。

日差し対策としては、帽子は必需品です。

ピーカンになる可能性があるのなら、多少暑くても長袖を着ていた方が無難です。

場合によっては、日焼け止めも塗っておきましょう。

さらに私は首にタオルを巻いていました。

会場に飲み物や食べ物の出店はありますが、あらかじめ買っておいた方が無難です。

晴れたときのことを想定して、一人あたり2本の500mlのペットボトルを持っていきました。

濡らしたタオルを凍らせて持っていくのもいいかと思います。

メンソール入りのボディタオルペーパーを持っていきましたが、これもオススメです。

大きなクーラーボックスを持って会場入りすることは迷惑なので、コンパクトなクーラーバッグにこうしたものを入れていきました。

朝食用におにぎりを一人二つとどら焼きを持っていきました。

このどら焼きがあとでとても役立ち(?)ました。

カメラを持っていく方が当然多いのですが、シート席では三脚は禁止です。

シート席は基本的に平らなので、三脚を立てて撮影してしまうと、後ろの人が演習風景を見られなくなります。

実際、立って撮影している人が後方から怒鳴られていました。

会場では一脚を使っている人が多かったように思います。撮影時だけ立てて、それ以外は少し斜めにして後方の視界を遮らないような配慮が必要です。

結構な数見られたのがこちらのカメラ。

カメラ単体でも防水ですし、一脚に立てたままでも本体が小さいので、それほど視界の邪魔になりません。

また行けるようなら、私もこの手のカメラを検討したいと思っています。

なんだか準備だけでだいぶ長くなってしまったので、実際の様子はまた後日。

(続く)

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