少し前のことですが、Blackberryのサーバに障害が起き通信に影響が出たときがあったのですが、そのお詫びにいくつかのアプリを無料でダウンロードできるようになっていました。
そのひとつが DriveSafe.ly というアプリ。
何のアプリかをよく読みもせずにインストールしてしまったのですが、ある日自宅でくつろいでいると、とつぜん何かが大きな音量で「新しいメール。○○から。件名は□□。内容は××」と私あてのメールを読み上げ始めました。
本当に突然のことだったので、何がしゃべっているんかすぐには気付かず、慌ててしまったのですが、よく見るとしゃべっていたのはBlackberry 9900。しゃべっている途中で音量ボタンを押しても反応せず、どこのボタンを押したらしゃべり終わるのかも分かりませんでしたが、終話ボタンを押すことでやっと話すのをやめてくれました。
いったい何のアプリがしゃべっていたのだろうと思い、DriveSafe.lyをインストールしたことを思い出して、設定画面を見てみたら、ありました。
そもそもこのアプリは運転中などにメールが届いた場合、電話の画面を見なくてもメールを読み上げてくれるので、安全運転できるというアプリだったのです。
ですので、しゃべるのが男性なのか女性なのか、音量はどれくらいかなどの設定項目が並んでいました。初期値では、音量は90。もしこれが通勤途中だったりしたら、大変恥ずかしい思いをしていたことでしょう。自宅でよかった。
とりあえず、このアプリの設定をオフにし、メールを読み上げることもなくなったんですが、このアプリは日本語にも対応しており、読み上げボイスを Japanese Male とか Japanese Female とか設定できますし、日本語メールもそのまま読んでくれます。
いろいろ設定をいじってみたのですが、「新しいメール」とだけ話し、内容を読んでくれない場合や、すべて話してくれたりと、まちまちです。設定がおかしいのかな?
と、まあこれはこれで解決してくれたんですが、ほかにもまだ話すアプリが残っていて、突然短い英語で,しかもだみ声でBlackberryがつぶやくことがあります。
だみ声でよく聞き取れないので何を言っているのか、しかもどんなタイミングで話すのか分からなかったんですが、これは Battery Watcher というフリーソフトが原因であることが分かりました。
バッテリの充電状態をスクリーンに表示してくれるアプリなのですが、設定画面を開いてみると、フルチャージしたときとバッテリ容量が30%を切ったときに,それを教えるために話すのだと言うことが分かりました。初期設定が何かのアニメのキャラクターの声らしく、聞き取りづらかったので、Mickeyに変更。
これからは例のMickey Mouseの声でバッテリの状態を教えてくれます。
突然しゃべり出すBlackberryには驚かされましたが、アプリを新規にインストールする際は,よく設定画面を確認しないといけないですね。