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Appleの新製品について

今日の、というか昨日のMacworldでいくつかAppleから新製品が発表されましたね。

今日のめざましテレビで、さっそく「MacBook Air」が登場していたようですが、なかなか微妙な製品群であります。

まず、「MacBook Air」ですが、ふだん持ち歩くことが多い人には、ちょうど良いマシンかも知れません。ただし、1台目のMacには成り得ないでしょう。CPU、メモリ、HDD(SSD)ともに中途半端で、メインマシンとしてはちょっと物足りないでしょう。すでに私のようにMacbookやMacbook Proを使っている方が買うとも思えませんので、Mac ProやiMacを持っている方のセカンドマシン、という位置づけかと思います。スタイルというかデザインはAppleらしくて、けっこういい線いっているなとは思いますが、私は買いません(いちばん欲しいのはMac Proなので、それが買えたら候補に挙がるかも)。

Time Machine対応の11n対応NAS「Time Capsule」というのがいちばん興味を惹かれた製品です。

「AirMac Extremeベースステーション」にHDDが内蔵されたような製品なので、無線LANルータもNASも欲しい、と思っている方にはちょうどぴったりの製品じゃないかと思います。個人的には、「AirMac Extremeベースステーション」を購入したばかり(しかもルータが壊れたので急いで欲しかった)ということと、TimeMachine用の500GBの外付けHDDと、RAID5対応の1TBのNASをすでに持っていること、1TBの容量がありながらRAID無しということなどから、やはりすぐに購入できるとしても、選択するかどうか微妙なところですね。

「AirMac Extremeベースステーション」は先日も書いたように、非常に安定して高速な運用ができているので、それにあの容量のHDDが組み込まれて、そんなに高価ではない(高価は高価ですが、両方別々に買うよりも安く済むかも)ことを考えると、興味深い製品です。

「Apple TV」は、Mac以外で次に買う可能性のあるApple製品の候補になっているんですが、法の違いのためなのか、著作権が複雑すぎるのかわかりませんが、日米のサービスの違いが大きいですね。レンタルという形ではありますが、映画をほぼオンデマンドで見られるというのはうらやましいです。ドラマも、早いものでは放映した次の日にiTSで買える、というのも魅力的です。

さて、iPod Touchのソフトウェアの「大幅なアップグレード」ってやつですが、どうなんでしょう。すでにJailBreakしている立場からすると、わざわざお金を払ってまで、今の環境を捨てて新しい環境に乗り換える魅力はあるのかどうか。当然、バグつぶしもされているでしょうから、より安定した運用が可能になる、ということではアップグレードする価値はあるように思えますが、個人ユーザのもう一つの価値は「おもしろさ」にあります。

法的にはグレイなんでしょうが、個人の技量でいろいろと「ハック」して、その成果を共有するというのもたまらない魅力です。私個人にはあまり技量はないので、人から聞いた情報をそのまま利用させてもらっているだけですが、iPod Touchでは本当に楽しませてもらいました。

またすぐに新しいファームウェアでもハックする人が現れるかも知れませんし、正式なSDKが発表されたとしても、正式なものでは満足できない人も現れるでしょう。

iPod Touchについては今後の展開を注視していきたいと思います。

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