イヤホン デジタル機器

Jabra Elite Sport 新しい完全ワイヤレスイヤホンをチェック!

日本でももう直ぐ発売が開始される、完全ワイヤレスタイプのBluetoothイヤホン「Jabra Elite Sport」が届きました。

Jabra01

箱の裏はこんな感じ。

Jabra02

日本語の記載もあります。

箱を開けるとこんな感じです。

Jabra03

右側に見えているのが本体とケースです。

この部分を取ると、付属品が出てきます。

Jabra04

USBケーブルの下にある箱にはマニュアルが入っています。

一部に日本語表記がありますが、マニュアル自体は複数言語で書かれているものの、日本語はありません。

耳に差し込む部分には、シリコンとフォームの二つの素材が、それぞれSMLの3サイズ用意されています。

フォーム素材のものは「コンプライ」に似た感触で、私はこれを装着しました。

Jabraではおなじみのイヤーウイングもついています。

ケースの大きさは、L 72 x W 51 x H 26.5 mm。重さは本体が6.5g、ケースが67gとなっています。

標準で3時間の連続使用が可能で、ケースに収納することで、2回のフル充電ができる仕様になっています。

私が愛用するBragiのThe Dashと比較してみました。

まずはケース。

Jabra05

左がJabra、右がDashです。Dashの方が一回り大きいです。

Jabra06

Jabraのケースはフタを開ける感じで使いますが、Dashはケースから引き出します。

大きく違うのは、Dashはケースに収納する際、マグネットで本体がくっつくのですが、Jabraの方は置くだけ。

本体をケース内に置いた時、充電用の接点がちょっと浮いているように感じましたが、蓋を閉めると上から押さえられるのか、バッテリの状態を示すLEDが光ります。

Dashの方はマグネットでくっついた際に「ボワーン」と光ります。

Dashの方はケース内で2回以上充電できるはずです。

Jabra07

本体の比較です。

本体の連続使用可能時間は、共に約3時間なので、大きさもほぼ同じです。

Dashの方は黒光りしていますが、Jabraの方は渋い感じです。

装着感は、Jabraの方にコンプライ似のイヤーパッドを取り付けていることもあり、何も音楽を鳴らさなくても耳栓をしているような感触で、周りの音がとても聞きづらくなります。

HearThrough という耳に装着したまま、周囲の音を聞くことができる機能も備えています。

Dashの方は「耳栓」という感触はなく、あまり大きな音で聴いていると「音漏れしていないか」心配になります。

新しい製品ということもあり、技術的な進歩もあるのかもしれませんが、イヤーパッドが耳にフィットすることが温室にも良い影響を与えていると感じます。

明らかにJabraの方がいい音を鳴らしてくれます。透明感ある音で、低音もなかなかの響きです。

Dashも長く使っていますが、決して音は悪くありません。

さて、完全分離型のイヤホンでの操作性はどうでしょう。

両者とも、音楽の再生、停止、音量の上下、次または前の曲にスキップ、電話に出るなどの操作を耳に装着したまま行えます。

ここで両者に大きな差がありました。

Jabraの製品については、こちらのページで詳しく紹介されています。

操作方法も掲載されているのですが、実際に装着して初めて操作しようとして「タップ」してみました。

ところがうまく反応しません。

何度タップしても書かれている通りに動作しないので、改めて本体を確認してみました。

Jabra08

ちょっとピントが甘いですが、よく見てください。

音量の上下は左側で行うのですが、+とーの出っ張りがあります。

音楽の再生と停止は右側で行うのですが、やはり上下に小さな出っ張りがあります。

実はSabra Elite Sportでは、「タップ」ではなくこの出っ張りを「プッシュ」しなくてはいけません。

ボタンを押すことで動作します。タップではありません。

耳にはめている状態でボタンを「押す」と、大げさに聞こえるかもしれませんが、耳をぎゅっと押すような印象で、非常に違和感を感じます。

Dashの方はどうかというと、音量の上下は右側のツルッとして部分を前後にスワイプします。

音楽の再生と停止は、右側を軽く「タップ」します。ダブルタップで次の曲、トリプルタップで前の曲にスキップします。

Jabraで周囲の音を聞こうとするときは、右側の下の○部分を2回押します。

Dashでは左側のツルッとした部分を前後にスワイプします。

さらに以前の記事にも書きましたが、Dashについては専用アプリで「マクロ」登録しておくことで、音楽再生を停止した際に周囲の音を拾うモードに自動的に切り替えることもできます。

Dashでは、装着している時に電話がかかってきたら、上下に頷くと電話に出る、首を横に振ると電話に出ない、という動作も利用できます(私はそのような場面に遭遇していないので未経験)。

また今日Jabraをメインに利用した時に感じたのは、起動時の案内Jabra

Dashは両耳に装着した時に電源オンになったことを知らせる音がなります。スマホと接続すると、そのことも教えてくれます。専用アプリで、装着時に時刻をアナウンスさせることもできます。

一方、Jabraは何も教えてくれません。

ケースから取り出して耳に装着し、繋がったかな?と思って音楽再生したところ、iPhoneから音楽が鳴り出したのには焦りました。ちょっと時間をおいて音がなったので、その時点でiPhoneと接続したとわかりました。

もっと使ってみないとわかりませんが、使い始めるタイミングがわかりづらく、しかも接続に時間がかかる印象です。

今のところの個人的な感想ですが、どちらか片方を選択するなら私はDashを選びます。

両者とも心拍モニタや運動をサポートする機能があり、その機能では明らかにJabraの方がアプリも含めて上回っています。

しかし操作性を考えると、Dashの方が明らかにスマートです。

Dashは日本では購入しづらく、Amazonでの販売価格がJabraよりも高いです(米国では同じ値段なのですが)。

アプリやガイドアナウンスもJabraが日本語化されているのに対し、Dashは日本語で話してくれません。

ちなみに完全分離型のイヤホンは、ペアリングしているスマホの微妙な位置関係も影響するのか、時々片方しか音が出なくなったりぶちぶち切れたりすることもあります。

それはある程度仕方ないことと考えて利用した方が吉でしょう。

また何か気づいた点があったら、追加記事を出していきます。

※Sabra Elite Sportは、2/10発売なのですが2/2現在、予約は始まっていないようです。

  

Ad by Google

-イヤホン, デジタル機器
-, ,

%d