デジタル機器

PHS300 と D02HW によるモバイル WiFi 環境

最近になってひょんなことで中古のD02HW(白ロム)を手に入れることができたので、S21HTのSIMを挿し直してMacbook Airで使ってみました。

今までMacbook Airではb-mobile 3Gを使っていたのですが、イーモバイルもかなり快適ですね。すっかり見直した私は、この機に乗じて、中古のPHS300を手に入れてしまいました。

ご存じない方もいらっしゃるかも知れませんが、こんな形の黒い箱です。名前に"PHS"と入っていますが、別にウィルコムとは関係ありません。ただし、まったく無関係というわけではなく、通信機器ではあります。


これだけだと何もできないのですが、イーモバイルのD02HWなどを組み合わせると、即席のWiFiアクセスポイントがどこにでもできちゃいます。

この箱のUSBコネクタにD02HWを挿して電源を入れると、Macbook Airなどからは"PHS〜"というような名前を持つアクセスポイントに見えます。最初は説明書通りに専用アドレスからアクセスして、パスワード設定などを行うのですが、あとは自分で設定したパスワードをPC側に設定してあげればOK。セキュリティレベルも必要に応じて何段階か選べます。

初期設定もそれほど時間がかからず、あとは実際の利用時も、この黒い箱をカバンから取り出し、D02HWを挿して、電源を入れて、Macbook Airのネットワーク環境を「自宅」設定から自分で設定した「モバイル」環境に変更してあげるだけで完了。

これでイーモバイル通信圏内ならどこでも、複数機器によるWiFi利用ができちゃいます。

実際に昨日外出先で長い時間過ごす必要があり、Macbook Airを携えて出かけたのですが、どこでもWiFi環境は活躍してくれました。複数人いる場合は、同時に複数の機器が細い回線を利用する場面もあるのでしょうが、ひとりの場合はひとりの人間が複数の機器を操作することはあっても同時に使う場面はそうはないでしょう。なので、イーモバイル回線でも特に不満もなく使うことができました。

と言うより、予想以上に便利に使えたと言ってもいいでしょう。

唯一不満なのはバッテリ。昨日は特に問題はありませんでしたが、どうやらバッテリの持続時間は2時間そこそこのよう。これより長時間利用するには、スペアバッテリを用意するか、外部バッテリを用意するしかなさそうです。とりあえず私はこちらを持っていますが、細かな荷物がこれ以上増えるのももう勘弁といったところでしょうか。

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