旅行

バンコクについて

最近のタイは、軍によるクーデターがあってから、なかなか政権が安定せず、前政権であるタクシン氏を支持する層も根強いこともあって、一時期よりも政情不安の要素があります。

もともとタイは南部のイスラム教徒との間でいざこざがあり、南部地域の旅行は危険になっています。都市部でも、爆弾騒ぎが何度かありますが、これは南部問題とは別で、政治的なアピールが強いともいわれています。ですので、爆弾も、あまり人が多いところには仕掛けられておらず、それほどテロによる危険性はないと言ってもいいでしょう。

まあ現在は、国民から非常に尊敬されている国王が存命中ということもありますが、次期国王の元では、政治的にもどのような状況になるのか予想が付きません。

私も将来的には、タイでロングステイをしてみたいとは考えていますが、少し様子見が必要かも知れません。

それから話変わって、タイでの航空券発券ですが、現在ではほとんどメリットはありません。

10年以上前になると思いますが、タイで航空券を発券すると、日本で買うよりも遙かに安く、しかも成田ストップオーバーで、アメリカ行きの往復航空券がバカ安でしたので、1年オープンでバンコク発の往路で日本に帰ってきて、成田でのストップオーバーとして、日本で普通に生活をし、チケット有効期間にアメリカまで旅行に行ってきて、それから再度バンコクに戻り、次のチケットを買う、なんてこともできました。

値段の差が問題になり、バンコク発券のチケットでは、差額を払わないと成田で飛行機に乗せないとかいう時期もあったように記憶していますが、だんだん成田でのストップオーバーができないようにもなっていきました。

ただし、それでもバンコク往復のビジネスクラスのチケットは、まだ日本と比べても安く買うことができていました。私が買った一番安いビジネスクラスは、JALのもので、往復で約11万円そこそこで購入できました(往路を深夜便を利用する、という条件付きでしたが)。

シンガポール航空が、バンコクと成田間での直行便を就航させたとき、ご祝儀価格かも知れませんが、14万円程度でビジネスクラスを買うことができました。

それ以降年々値段が上がっていき、燃料費の高騰と相まって、現在では1年オープンで20万円前後となっています。

日本でバンコクまでのビジネスクラスを買う場合は、1年オープンである必要もあまりないので、たとえば45日オープンとかのチケットを、ほぼ同額か、もしくは少し安く買うことができる場合も出てきています。

ですので、私自身は、もうバンコクでビジネスクラスチケットを購入することは、断念しました。
今回の帰国便は、バンコク発券の片道エコノミーでした。

最近は、WEB割りなどのサービスによって、エコノミーのチケットならHISなどの旅行社を通さなくとも、安くチケットを購入することができます。今回の旅行で一緒に行った友人は、全日空の割引運賃で往復チケットを買いましたが、私のバンコク発券の片道エコノミーと、たいして金額は変わりがありませんでした。

最後に、バンコクについてのガイドブックについて。
私は、毎年必ず1回はバンコクに出かけるので、さすがに「地球の歩き方」のようなガイドブックは持って行きません。なじみの店がいくつもあるので、わざわざガイドブックを見る必要がなくなりました。

ただし、毎年発行される、こちらの本だけは必ず買うようにしています。


"歩くバンコク2007-2008 [歩くシリーズ] (街歩きマップ&ガイド (A-1-0009))" (メディアポルタ)

この本は、BTSと地下鉄の駅ごとに、地図といろいろなお店紹介が掲載されています。
今ではなじみとなった店も、元はこの本で紹介されていたのを見て行ってみた、というところもあります。

案外薄い本ですが、情報量も多く、持ち運びもじゃまになりません。
バンコクが初めての方はもちろん、なれた人にもお薦めできるガイドブックです。

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