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ミャンマーの反政府デモ

ついに日本人の犠牲者が出てしまったことから、ミャンマーの反政府デモについては、連日ニュースでも大きく取り上げられています。

毎年タイに出かけていますが、タイ旅行の目的の一つは、バンコクを起点に周りの国々に行きたい、ということです。
ラオスやカンボジアなどに行きましたが、ミャンマーにも2年ほど前に行ったことがあります。
軍事政権であることも影響してか、あまり観光客が多くなく、観光客慣れしていないというか、すれていないというか、とても人々も優しく、快適な旅行ができたことを覚えています。

一緒に行った友人も、ぜひマンダレー、バガン、インレー湖などの地方都市にも行ってみたい、と常々話していました。

今回僧侶たちが集結していた「シュエダゴンパゴダ」や「スーレー・パゴダ」などにも行きましたが、こうした大きな寺院以外でも、熱心に祈りを捧げる人々がたくさんいたことを思い出します。

タイと同じく、熱心な仏教徒が多く、僧侶はとても尊敬される存在です。

たとえばタイでは、僧侶に気軽に話しかけたり、体に触れてはいけないことはもちろん、僧侶が女性の体に触れてもいけないことになっています。にせ僧侶が出没しているようなときには、本当の僧侶かどうかを確認しないといけないのですが、警察も(本物か偽物かわからない)僧侶を捕まえる訳にいかないので、僧侶が取り締まりにあたっているような事例もあるようです。
街のあちこちに祠があり、いつも熱心に祈りを捧げる市民が多数集まっていたりします。以前は、祠の一部を破壊した人物を、近くにいた人々が怒って捕まえ、その結果犯人が死んでしまった、ということもあったくらい、宗教に対する熱烈な思いがあるわけです。

ミャンマーで僧侶が反政府デモに立ち上がった、というニュースを最初に聞いたときは、国民の大多数から尊敬される存在の僧侶から見放されたら、もうその政府は終わりだな、と感じました。いくらなんでも、僧侶に対して、厳しい態度は取れないだろう、とも思っていました。

ところが自体はまったく違っていました。

僧侶を多数拘束するどころか、寺院の中や僧院の中にまで軍隊が入り込み、施設を破壊したり、僧侶に死人まででてしまう始末。

これでは(中国を除く)国際社会からも見放されるのは当然として、国民の大半は政府のことを見放すでしょう。
もう軍事政権は末期的状況です。

アウン・サン・スー・チーさんが国の指導者になることが、あの国にとって良いことなのかどうかはわかりませんが、早く民主的な政府ができて欲しいと強く思います。

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