Kindleも自炊本も優しく読める電子ブックリーダーのオススメはこれ

Likebook Mars を知っていますか

ふつうKindleの電子書籍を読むなら、iPadやiPhone、またはAmazon純正のKindle端末を使っている人がほとんどだと思う。

電子書籍を読むなら白黒で十分という人も多く、最新のKindle Paper Whiteで本だけでなく漫画を読む人も増えている。

昔から電子書籍を読んでいるという人は、かつて「自炊」していた人もいるかもしれないし、今のようにKindle一強になる前、Koboで電子書籍を買って読んでいたという人もいるだろう。

iPadならそれぞれに対応したアプリがあるため、それを使い分ければいいのだが、使い分けができるのは大抵カラー液晶で、目に優しい「白黒」「eインク」というのはなかなか見当たらない。

探せばいくつかあるのだが、意外に値段が高く、ちょっとそこまでは..と躊躇している人もいるようだ。

そこでそれらの悩みを解決する比較的低価格の「eインク電子ブックリーダー」の「Likebook Mars 電子書籍リーダー 」を紹介する。

Likebook Mars 電子書籍リーダー とは

「電子ブックリーダー」と書いているが、実際には「Android 6.0 オクタコアプロセッサ 2GB RAM+16GB」で、画面サイズ7.8インチの薄型タブレットである。

「中国製品」ということで、購入をちょっとためらったのだが、いざ利用してみると非常に快適。

使っているiPadが12.9インチということもあり、近所にちょっとお出かけ、という時に持っていくには十分な機能を持っている。

ストレージとしては16GBしかないが、この機種はMicro SDカードを刺すことができるため、ストレージの拡張が可能だ。

バックライトもついていて、必要な時に点灯消灯、明るさや色温度の調整もできるので、いろいろな場面で自分に使いやすいように設定できる。

Likebookの外観を見てみよう

購入方法としては、Amazonでポチるのが最も簡単でしかも早い。

金額的には、Gearbestという海外サイトで購入した方が若干安くなるし、時々大幅値下げのクーポンも発行されるので、それを狙ってもいいとは思うが、到着までに時間がかかる。

Gearbest経由で買った場合はわからないが、Amazonで購入する場合、オリジナルケースと液晶保護フィルムとのセットを選ぶことができる。

私はAmazonで購入したので、この3つの箱が届いた。

左が本体、真ん中がケース、右が保護フィルムだ。

英語と中国語でいろいろ書かれている。深センにある企業の製品のようだ。

箱を開けるとこんな感じ。

「eインク」なので、電池がなくなっても、電源を切ってもこのように表示は残る。

ちなみに付属品は、説明書とUSBケーブル。

もっと早い時期に購入した人は、最初の設定言語で「日本語」を選べなかったこともあったようだが、私の場合は最初から含まれていた。

ちなみに設定中にシステムアップデートが見つかり、OSのバージョンアップが行われた。

ちなみにこの機種はスイッチやコネクタは全て底部にまとめられているのだが、この通り全部合わせても4つしかない。

一番右が電源スイッチ、すぐ左がイヤホンジャック、左から2番目が充電用MicroUSBコネクタ、一番左がMicroSDカードスロット。

つまり本体左右側面と上部は何もなく、イヤホンジャックはあるもののボリュームボタンがない。

この機種で音楽を聴くことはないが、音量調整をどうやるのかは当初謎だった。

後述するが、ボリュームボタンがないことで「スクリーンショット」をどうやって撮るのかがわからなかった。

初期設定を終えて気づくのが、Google Play Storeがない。

通常の「設定」以外に、「BY設置」なるアプリがあるのだが、その中の「アプリ」を開いて、「Googleサービスを起動」をオンにすると、プレイストアが利用できるようになる。

やはりそこは中国製ということで、普通のAndroid機にちょっとしたハードルを設けているのかもしれない。

基本的にAndroidタブレットというよりも、電子書籍リーダーとして利用することから、私が導入したのはKindleアプリと自炊本を読むためのアプリ。

いろいろ設定が終わった後の画面がこちら。

一風変わったホーム画面

この機種のホーム画面はちょっと変わっていて、上部に大きく「ホーム」「本棚」「アプリ」と3つのメニューが表示されている。

そのすぐ下にアプリが5つ表示されているのだが、最近使ったものを表示するか、決まったアプリを表示させるかの設定はできる。

左上に「今日の格言」みたいなものが表示されているが、これの消し方は不明。

右上は「読書メーター」が表示されているので、「電子ブックリーダー」としての利用がメインで設計されているのがわかる。

画面の下半分を占めるのがデフォルトで入っていた電子書籍。

ファイラーで見ると、本体内部の「Books」というフォルダにPDFデータを入れると、「本」として標準アプリで読むことができる。標準アプリで読んだ本についての表示が、ホーム画面右上の「読書メーター」になる。

標準アプリは、横書きの本しか想定されておらず、縦書きのPDFは表示できるものの、ページめくりの方向を変更することはできない。

なので、デフォルトの本を全部消してしまった結果、このようになっている。

ちなみにこの写真は、一緒についてきたオリジナルケースを装着しているが、ケースの外観は

この通りただの黒いカバー。

しかしセットでついてくるだけあって、サイズはぴったりだし、カバーを占めるとスリープ、開けると起動と標準的な機能を持っていて、カバンに入れて持ち歩くなら、カバーはあったほうがいいと思う。

保護フィルムは、私は現時点では使っていない。

独特な操作方法

ホーム画面も独特で、ボタンも電源スイッチのみ。

バックライトがついているとはいえ、最初は操作方法に戸惑った。

どうやってバックライトをつければいいの?

これは画面上部の黒い部分をタッチすると、右上に別の画面が表示される。

最初は必ず「通知」となっていて、いわゆるAndroid機の通知画面と同じものなのだが、そこの一番下に「スイッチ」とある。

これをタッチすると、バックライトのオンとオフ、明るさや色温度の調節(寝る前の読書時は画面を暖色系にすることもできる。自動的に切り替えることはできない)、音量、コントラストを切り替える画面になる。

「タスク切り替え」はどうやるの?

これも画面一番上の黒いところにある二重の四角のようなアイコンをタッチ。

すると「タスク管理」画面になり、アプリの切り替えや裏で動いているタスクを終了させることができる。

画面表示をグレイスケールと白黒二値に切り替えることもできるが、他のレビューを見ると白黒のみの画面にした場合でもうまく表示するドットをコントロールして、帰って漫画が読みやすくなる、というケースもあるようだ。

私自身が読むジャンルでは、それほどの変化は感じていない。

あとスクリーンショットの撮り方だが、「設定」の中の「ScreenShotSetting」をタップすると、セルフタイマー設定できる画面になる。

初期設定は15秒なのだが、この秒数のままでいいとしても設定画面を一度表示させ、難病後に撮影するかをタッチで決めた後、撮影したい画面に戻り、設定した時間が経過するのを待つ。

するとその時間が経過した後、「Screenshot」フォルダにキャプチャされたファイルが作成されている。とてもめんどくさい。

電池の減りは意外と早い

白黒のeインクということで、Kindle Paper Whiteと電池の持ちは似たようなものかと考えていた。

実際に使ってみると、思っていたよりも減りが早いように感じる。

iPhoneのように寝ている間に充電しないと、というほどではないのだが、バックライトオンの状態でずっと読んでいると、右上に表示されるバッテリの数値があれっと思うくらい減っていることがある。

使い方にもよるとは思うが、長時間連続で本を読むという人で外に持ち出す機会が多い方は、自分の使い方で一日どれくらいバッテリが減るのか、確認しておいたほうがいいかもしれない。

いろいろ総合して考えても、現時点で最高に近い電子ブックリーダー

独特な画面構成、「オクタコア」のプロセッサを積んでいるとは言え「eインク」ゆえの反応の鈍さという短所を含めても、Kindleの電子書籍のみならず、Kobo、自炊本など多様なフォーマットの書籍を一台のリーダーで読むことができるメリットは大きい。

電池の持ちに若干不安はあるものの、みるみる減っていくというほど極端でもない。

画面お表示方法やバックライトなどによって、自分が見やすい状態にすることもできる、など現時点では、最高に近い電子ブックリーダーではないかと感じている。

ただし、Kindleだけに限るのであれば、Paper WhiteやOasisの方が読みやすいとは思う。