レディ・プレイヤー1をレンタルしてみた(ネタバレ含む)

軽い気持ちでレンタルしてみたのだが

私は普段から映画のレンタルはiTunesストアを利用しているのだが、公開時には特に興味がなかった作品「レディ・プレイヤー1」がランキングしているのをみて、「レンタルだったらみてもいいかな」程度の気持ちで借りてみた。

いざレンタルしても、実際には期限ギリギリで見ることも多いのだが、たまたま暇な時間が多くすぐに見る機会を持つことができた。

話としては、舞台は近未来。現実世界は厳しい環境だが、VRの世界で様々な体験ができるようになっているという設定。

日本でのヒット作で言えば「サマーウォーズ」と似た世界観かなあという気もする。

VRの世界なので、現実ではあり得ない体験ができるのだが、その世界を創造した技術者の後継者になるべく、主人公は3つのヒントを解明していくのだが、その過程が想像以上に面白かった。

ヒントのなかに、VR世界を創造した技術者が好きな映画作品が登場するのだが、 それがキューブリックの名作「シャイニング」だ。

シャイニングの中に入り込む?

主人公たちは、「シャイニング」という映画の中に入っていくのだが、当然見ている観客は「シャイニング」を見ていないと意味がわからないところも多いと思う。

実は私はこの「シャイニング」が好きで、過去繰り返し見ていた。

本当にたまたまなのだが、1ヶ月も経っていないくらい前に職場の同僚から「シャイニングには日本公開版よりも長いアメリカ版がある」という話を聞いていた。

色々な作品を見ている方だが、その話は初耳だったので、さっそく調べてみた。

確かに日本で現在でも入手できるメディア、オンラインのレンタルなどで見ることができるのは、上映時間が119分版。日本だけというわけではないようで、俗に「コンチネンタル版」と言われている。

アメリカ本国での公開時は146分の長さがあり、実はこの当初公開時のものは、今では見ることはできない。カットされた部分の脚本を読むことはできるのだが、現時点で公開されているものに、さらにラストシーンが追加されている。

そのシーンがあることで、この作品の持つ意味合いががらっと変化してしまうのだが、脚本を読む限り一度は見てみたいものだとは思う。

問題なのは、アメリカ公開時の143分版。

143分と119分なので随分カットされたシーンがあるのだが、「レディ・プレイヤー1」で主人公が入り込んだシーンの中に、カットされたシーンがあるのだ。

シャイニングを知っていると非常に笑える

主人公たちが「シャイニング」に入り込むと、例のホテルが舞台となる。

主人公たちの中には「シャイニング」がどのような作品か知らずに入り込んだものもいて、その一人の前に女の子二人が登場する。二人に導かれるようにエレベータ前に行くと、映画の内容を知っている仲間に「危ないぞ」みたいなことを言われるが、時すでに遅し。

エレベータの扉から溢れ出す液体(敢えて書きませんが) に飲み込まれた彼がたまたま入り込んだ部屋が「237号室」。

この辺りで大笑いなのですが、「237号室」といえば出てくるものは同じ。

そこを飛び出た主人公たちが向かうのが「パーティルーム」なのですが、ここでは幽霊たちがダンスを踊っています。実はこのシーンが「コンチネンタル版」のシャイニングではカットされています。

143分版シャイニングをどう見るか

話題が「レディ・プレイヤー1」から「シャイニング」に変わってしまいますが、「レディ・プレイヤー1」をより楽しむための「シャイニング」143分版はどのようにすれば見られるでしょう。

一番手っ取り早いのがケーブルテレビなどで「ムービープラス」というチャンネルがあると思います。またWOWOWなどで放映される機会もあるかと思いますが、これらのチャンネルで放送されるのは、なぜか143分版のようです。

レンタルで見たいという場合は、ケース裏に書かれている時間を確認すれば143分版が紛れている可能性があります。

どうしてもDVDなどのメディアが欲しい、という場合は、中古品を探すしかないようです。

アメリカのiTunes Storeでレンタルすれば当然143分版で、143分版の日本語字幕データも検索すればすぐに出てくるので、そこでなんとかしようということもできなくはないですが….。

期待以上のおもしろさのレディ・プレイヤー1

シャイニング愛が思わず出てしまいましたが、この「レディ・プレイヤー1」は他にもいろいろな仕掛けがある作品なので、見て損はないです。

もともと期待していたわけではなかったので、そのギャップに驚いたというのが本音です。

思わず見た翌日に、シャイニング情報を教えてくれた同僚にもおすすめしてしまいました。

今確認したところ、iTunesストアのランキング6位。

95件の評価がありながら星5つというのは、「見ればこのおもしろさがわかる」と言ったところでしょうか。

色々と今年の大作が販売やレンタルで見られるようになっていますが、これはオススメです。