目次
AirDrop代替の本命「Blip」をFold7とMacで使ってみたら想像以上に快適だった
第1回では、Fold7を日常に取り入れたときに直面した「AirDropが使えない」という不便さを書きました。ここでは、その解決策として採用したBlipを詳しく紹介します。導入は超簡単、転送は速くて安定、なおかつ安全安心。まさに“とりあえず入れておけば間違いなし”のアプリです。
Blipとは?──“速い・簡単・安全”を備えたP2P転送
Blipはクラウドや中継サーバーを使わず、端末間で直接ファイルを送れるP2Pアプリ。TLS 1.3で暗号化された「転送中のみのセキュリティ」を実現し、Zip化不要でフォルダごとの送受信も可能。対応OSはAndroid/macOS/iOS/Windowsで、Fold7 ↔ Macの横断も問題ありません。
インストールと初期設定
Android(Fold7)への導入
- Fold7でGoogle Playから“Blip”をインストール。
- 起動時にストレージアクセスや写真などへの許可を与える。
Macへの導入(公式サイト)
- Blip公式サイトからmacOS版をダウンロード。
- インストール後に起動し、ファイアウォールがアクセスを求めたら「許可」。
※公式からの入手で安心です。今後のアップデートもこちらから入手可能。
イマドキのAirDrop? 手順はたったこれだけ
基本は同じWi-Fiネットワークに接続するだけ。Blip起動後、相手デバイスが自動検出され、クリックで送信先を指定するだけです。
送信ステップ(Fold7 → Macの例)
- Fold7でBlipを開き、検出されたMacを選択。
- 送りたい写真・動画・フォルダをタップして送信。
- Mac側が自動で受信し、指定フォルダへ保存。
ユーザーの声:速い!使いやすい!安心設計
レビューやコミュニティでの実際の声も多く見受けられます。
“Blip is really fast, and lets you send files (and folders!) of unlimited size… Auto-resume ensures you never lose progress. Your files are encrypted.”
— Reddit ユーザーより (Google Play)
“The only way I transfer large files now… Blip has been a total game changer… it never lets us down and it’s so darn fast!”
— App Storeレビューより (App Store)
“Blip is a delightful utility… It’s like beaming your files onto someone else’s computer… totally free and secure.”
— Cult of Macレビューより (Cult of Mac)
安全性について:転送設計とプライバシー配慮
Blipの公式セキュリティページによると、
- ファイルはクラウドに保存されず、TLS 1.3以上で暗号化されたトンネル経由で直接転送される
- 可能な限りローカルネットワーク接続(LAN)を利用し、mTLS(相互認証方式)により送信元と受信先を厳密に認証
- メールアドレスで認証されたユーザー同士だけ通信・受信が可能で、他者からのアクセスはブロック可能
- データの提供は最小限で、ファイル内容を読み取ることもない
…という設計になっており、安全性は十分に考慮されています (Blip公式セキュリティ情報, Google Playデータセーフティ)。
安心して使い始められる理由まとめ
- 転送中のみ通信し、安全を担保する堅牢設計
- レビューにも「高速」「安定」「安全」と高評価が多数
- 公式のプライバシーポリシーにも“第三者共有なし”“暗号化あり”と明記
まとめ:AirDropがなくても、もう困らない
BlipはFold7とMacの間で、AirDropの代わりとしてだけでなく、それ以上に快適なファイル転送体験を提供してくれました。「速さ」「使いやすさ」「安全性」の三拍子そろった理想的なツールです。
次回予告:「青いバブル」を取り戻す──OpenBubblesでiMessage on Android
第3回では、Mac常時起動不要でiMessageをAndroidで使う方法、OpenBubblesの設定手順や注意点を徹底解説します。
コメント