退屈な日々

退屈なれど、物欲強し

映画

今更ながら、「悪の教典」

投稿日:2013年7月5日 更新日:

「悪の教典」を読み終わった。

小説が売れて、映画化されたのはずいぶん前なので、今更感が漂ってはいるが、久しぶりに東野圭吾氏以外の作家の小説だった。

実はiTunes Storeで映画をレンタルで見ていたのだが、どうも話しを急ぎすぎた感があって、主人公が最後の殺戮に到る経緯が今ひとつしっくりとこなかったのだが、小説を読むとその流れがよく理解できる。

理解できるとは言っても、感情を持たない男の話なので、主人公の心情までは理解できているわけではないけれど。

小説としては読みやすく、上下に分かれている割には早く読むことができた。

学校が舞台なので、先生や生徒が大量に登場し、誰が誰だかよく把握していないといけないとは思う。

舞台となる学校に赴任する前の主人公の行動も描写されており、主人公がいかに頭の回転が速いか、すぐに行動を起こせるのかがよくわかる。

ついには少しずつほころびが出始め、最後の殺戮に到るわけだが。

この主人公のような人間が実際にいるのかはわからないが、酒鬼薔薇事件の少年Aのことを思い出してしまった。少年Aの手記か何かをずいぶん前に読んだことがあるが、あの異常性はこの主人公につながるものがあるように感じる。

感情を一切持たない人間。

それに加えて高い知能を併せ持っている人間がいたら、さぞかしおそろしいことだと思う。

映画をレンタルするなら、これ。

三池崇史
posted with iTunesLinker at 13.09.11

原作はこちら。

Kindle版が文庫本と同じ価格というのが、ちょっとアレですが。

ad by Google

ad by Google

-映画,

執筆者:


コメントを残す

関連記事

no image

今更ながら「容疑者Xの献身」

昨日に引き続き、東野圭吾繋がりです。 ドラマ「新参者」「赤い指」が想像以上によかったので、東野圭吾作品で特に人気の高い「容疑者Xの献身」を読んでみました(私自身は、東野圭吾作品の最高傑作は「白夜行」だ …

「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」を見てきたよ

多少ネタバレあり。 午後に休暇を取っていたので、「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」を見てきました。 いつもの新宿ピカデリーです。 昼を食べずに取りあえず劇場へ行って、席を取っておこ …

no image

トランスフォーマーを観てきました

子どもと一緒だったので、字幕版ではなく、吹き替え版の方に行きました。 吹き替え版だと、子ども連れが多いのかと思ってたけど、成人男性二人組とか、一人で見に来ているおじさんとかいて、ちょっと意外でした。 …

no image

ダークナイト ライジング を観に行きました

たまたま不定期休と映画の日が重なりました。 楽しみにしていたダークナイト ライジングを観に行くことができました。それも格安で。 でもさすが映画の日だけあって、混んでましたね。ほぼ満席だったような。9時 …

no image

長期休暇はSPECを見て過ごしました

私にとってはもっともいやな時期でもある年末年始。 子どもの頃から、たかが日付が一日変わるだけでなぜめでたいのかまったく理解不能だったのですが、まあ子どもの時はお年玉をもらえたからいいか。 テレビをつけ …

カレンダー

2017年8月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アーカイブ

Last.fm